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バイオリン / ヴァテロ・ワークショップ
フランス 1933年
<フランスの名門鑑定家と巨匠職人が織りなす、1930年代フレンチの極み>
20世紀フランスの弦楽器界において絶大な権威を誇った名鑑定家マルセル・ヴァテロ(Marcel Vatelot)。彼の高名なワークショップ(工房)のために、ミレクールを代表する天才製作家アメデ・ディウドネ(Amedee Dieudonne)が特別に手がけた、1933年製の極めて貴重なバイオリンです。
ディウドネの卓越した技術が細部まで息づいており、ストラディバリウスをモデルにした均整の取れた美しいアーチ(膨らみ)、そしてフレンチ・コンテンポラリーならではの深く艶やかな赤みを帯びたニスが、視覚的にも圧倒的な存在感を放ちます。
90年以上の歳月を経て美しく熟成されたその響きは、フレンチ楽器らしい明るく華やかな輪郭を持ちながらも、芯のある力強さと深い倍音を兼ね備えています。ソロ演奏からアンサンブルまで、奏者の繊細な表現力に瞬時に応えてくれる、まさにマスターピースと呼ぶにふさわしい逸品です。